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心豊かに生きて生き切る。

毎日たくさんの情報が飛び交うこの時代
何が本当で嘘なのか

誰も代わりに生きてはくれない、自分の人生の舵をとるには
よく見て、よく聞いて、触れて、感じて
自分で判断できる力が必要です

自分の人生は自分以外生きられないのです

親は子に、お手伝いからはじめ
一人でできるように教え、人としての基本を躾（しつけ）ます
学校では知識を
社会では責任と義務と権利を

しかしながら、この時代はあまりに多くの不安を抱え
堂々と正しい事を子供たちに伝えられていないように感じます
家庭、学校、社会で分担する教育も循環してるといえるでしょうか

不安から、子供たちの可能性を奪ってはいないでしょうか
なんのために努力するのか、その動機に愛はあるでしょうか
そのテストの点数は、なんのための評価でしょうか

不登校やうつ病、そして自殺など

私の周りに起こる事実を含め
なんと悲しい知らせの多い事か

でも大丈夫！！

もっと心を磨くことを伝えていけばいいのです

相手に興味を持つ事
人に声をかける事

困ってる人がいたら手伝う事
弱いものを守る事

人の喜びに共感して
人の悲しみに寄り添って

心を伝えることで
この時代の不安は解消されます

人の事なんか考えてる暇ない！
なんて考えはもったいないです

一人で生きて行けるわけないんですから

私は道場で、どのクラスもこの心を含めた稽古をします
組手をしても、テクニックの稽古をしても、必ず心の重要性を含んむよう指導します

組手が下手でも自分以外の事に興味をもって
「がんばれ！」と声援を送ることができれば褒めます

そしてそれが自分に還ってくる事だと教えます

相手がいて初めて組手ができる事
教えてくれる人がいて
道場を貸してくれる人がいて
通わせてくれる人がいて

たくさんの関わり合いの中で
活かされている事実

それを理解して
人の役に立つ事を知ることが

必要とされる生き方に繋がります
要するに、生きていけるってことです

大切なのは一人一人が自分を生き切ること
たくさんの関わり合いの中で、それは実現します

生き切るという事は
枯れて、種になりまた芽が出るという事

途中でやめたらそこで終わりです

循環可能な社会を目指そう！と言われていますが

それは経済の成長ではなく
エネルギー問題でもない！

一人一人が、すべての命が生き切ることのできる社会の実現です

自分の人生に責任も持っているか
「あなたのため」といって
その責任を誰かに押し付けてごまかしてないか

「でも、だって、どうせ」と
人や環境のせいにして、自分を見て見ぬふりしていないか

それでもその生まれ持った手足で生きるしかない
自分を愛するとはそういう事で

溺れてる人に、溺れてる人は救えません

全ての始まりは
自分から！

心豊かに生きていきましょう。

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